社員インタビュー #7Interview #7

前職は、不動産会社で、営業支援業務を担当していました。用地仕入、開発、販売といった典型的な不動産業務だけでなく、事業部の収支管理や、税務について税理士さんと協議する業務もあり、会計や税務に具体的に興味を持つようになりました。実は、父が税理士事務所を営んでおり、いつか一緒に仕事が出来たらいいな、という想いもありました。そこで、より専門性を高めることのできる会計事務所への転職を検討していたところ、CFASとのご縁をいただきました。

アソシエイツ職として、アドミ業務とプロジェクトのサポート業務を担当しています。

アドミ業務では、契約書や請求書の発行・管理、電話・来客対応等を行っています。業務は多岐に渡りますが、先輩方のフォローやマニュアルもあるため、安心して取り組めています。

プロジェクトのサポート業務は、例えば、調査、分析、報告のベースとなるファイルを、エクセルやパワーポイントを使って作成します。具体的には、調査対象会社の財務データや基礎情報を整理したり、データを分析がしやすいように加工したりしています。プロジェクトの担当者から直接依頼を受け、成果物のイメージや期限について、相談しながら進めています。

はじめは比較的単純なデータ入力や加工業務が中心でしたが、最近ではキャッシュ・フロー分析の補助やバリュエーション業務で使用する割引率の整理など、プロジェクトワークに直接関わる業務も担当し、少しずつですが業務の幅が広がってきました。

案件ごとに毎回新しい会社、業界、ビジネスモデルに触れることができ、常に新たな発見があることも、この業務の楽しみのひとつです。

まだまだ分からない用語や初めて見る資料の見方に戸惑うこともありますが、指示を待つことなく先読みして業務に取り組めるようになることが理想です。

初めての転職、しかも業界未経験で右も左も分からない状態での入社だったため、新しい環境でのスタートは楽しみな反面、心配もありました。とても緊張しやすく、心配性でもあるため、チームの雰囲気に馴染めるようになるのかな、うまくやっていけるのかな、と入社日が近くなるにつれ不安がつのったことを思い出します。会計士の業界について、敷居の高さやお堅いイメージを持っていたので、なおさら馴染めるか心配で、入社日の前日は眠れなかったですね。

でも、いざ入社してみると想像とは180度異なり、皆さんが温かく迎えてくださり嬉しかったです。業務の進捗だけでなく、困りごとがないかなどと、声を掛けてくださり、いつでも相談できる雰囲気を感じました。

仕事に関しては驚きの連続でした。入社当初、クライアントにとって最善の解決は何であるのか、立場に関係なく議論している姿を目にして驚きました。フラットで風通しが良いとは聞いていましたが、プロ同士の会話を目の当たりにしたのはそれが初めてでした。

その後は、業務の奥深さに驚きました。初めてクライアントに提出する報告書を見せていただいたとき、内容が全く理解できず、これは場違いなところに来てしまったかもと、ビクビクしたのを今でも鮮明に覚えています。今振り返ると、知識ゼロだからこそすべてが学びとなり、自分の成長が目に見えて分かるということが、とてもよい励みになっていると感じます。

また、プロフェッショナルの仕事に間近に接することも刺激となり、皆さんの頭の中をのぞきたくなる毎日です（笑）。

最近では、社内のコミュニケーション促進ツールとして、社内報アプリも導入されました。クリフィックス税理士法人等のグループ会社の皆さんとは直接業務で関わる人以外との接点は限られますが、社内報を通して皆さんを知ることが出来るのも楽しみのひとつです。私の新入社員紹介の記事もアップされたのですが、税理士法人の方からも記事見ましたよ、と声をかけてもらったりして嬉しかったですね。

先輩方のように、何事にも臨機応変かつ迅速に対応し、皆さんから頼られる存在になることです。

M＆A案件は、通常1～2カ月と短期間で、常に複数のプロジェクトが同時進行しています。プロジェクトごとに作成するデータも異なるため、チームの方としっかりしたコミュニケーションをとって、さらに的確に業務を進められるようにしていきたいです。

安心して業務を任せてもらえるようになるためにも会計や財務の理解を深めることも大切だと思っています。入社後、業務を通して学べることも多くあり、簿記2級を取得することができました。一方、現実の業務では教科書には登場しない論点で溢れています。会計の理解を深めることで、さらに仕事が面白くなるのではないかと思っています。日々の自己研鑽を怠らず、さらに生きた会計や財務の知識をつけ成長していきたいです。そして、自身の成長を通じて、チームへの感謝を伝えられるようになりたいです。