CLIFIXFAS ESTABLISHED IN 2015
前職はベンチャーの機械商社で、営業アシスタントを担当していました。
10名規模の会社でしたので、任される仕事は営業事務・管理だけでなく、インサイドセールス、購買、貿易事務など多岐に渡りましたが、創業者社長との距離が近く、忙しくも刺激的な環境でした。その中で、営業管理データの最終取りまとめを任せていただきました。決算に繋がる重要な営業数値に触れながら、経営者と直接コミュニケーションをとる経験を通じて、徐々に会計や財務に興味を持つようになっていきました。
プロジェクト関連では、財務データの作成や報告書の作成補助を任せていただくほか、契約書や請求書などの発行•管理も行います。M&Aという業務の性質上、作成するデータやフォームが毎回同じということはなく、プロフェッショナル職のみなさんの分析方針に沿って、期日や内容などコミュニケーションを取りながら作成を進めています。また、書類管理や電話応対などのアドミ業務(総務)にも丁寧に取り組んで、チーム運営がスムーズに行えるように心掛けています。
特に、今は在宅勤務をされる方も多いので、電話やチャット、Web会議などを上手に活用して、過不足のないコミュニケーションをとるように気を付けています。
私の仕事の先には、プロ職のみなさん、そしてクライアント、さらにその先に多くのステークホルダーがいる。そうやって、想像力を働かせると、アソシエイツ職の仕事一つ一つに広がりを感じます。M&Aのスケジュールがタイトなら、より正確性を保ちながら、よりスピーディーに仕上げるためにはどうしたらいいだろう、とか、今集計しているデータはどんなアドバイスになってクライアントに届くんだろう、とか。
色々考えて、質問して、理解して、手を動かしながら自分の作業に落としていくことがアソシエイツ職の面白みだと思います。
初めての業界ということもあり、やはり最初は、仕事がどう始まっていくのか不安も大きかったです。
でも、入社当日、「これから一週間、毎日1時間ガイダンスがあります」と聞き、驚いた反面ホッとしたのを覚えています。基本的にはすべてOJTで、必要なことは自分で学んでいくんだろうな、と想像していたからです。
ガイダンスは、プロ職のみなさんによるもので、会計業界の概要に始まり、デューデリジェンス、バリュエーション、再生支援など、取り扱うサービスや業務の流れまで、一つ一つの専門用語にも馴染みのない私にも理解できるように、噛み砕いてお話いただきました。あわせて、会社理念や働く上での心構えも共有していただき、チームの一員として迎え入れられたことを実感できました。
もちろん、実際の業務は、想像していたとおりOJTで仕事に慣れていくこととなりますが、プロ職のメンターとアソシエイツ職の先輩が適宜アドバイスやサポートをしてくれます。わからなければすぐに聞ける雰囲気を作っていただいているのは本当にありがたいです。
月に1~2回ほど、メンターとの面談があるので、日々のちょっとしたことも、そこでざっくばらんに話をしています。入社当時、プロジェクトが佳境でみなさん忙しかったこともあり、なかなか仕事以外の話をする機会がなかったので、思い切ってランチへ行きたいとお伝えしたのも、そのメンター面談の場でした。
こんな感じで、入社当日までは「頑張って慣れていかないと!」と肩に力が入っていた私も、スムーズに業務やチームの雰囲気に馴染むことができて、今では程良くリラックスして仕事に取り組めています。
働き方はみなさんの個性が生きていると感じます。夕方以降に予定があるなら早めに出勤したり、家庭の用事があれば、中抜けしたり。フレックス制(※プロフェッショナル職は裁量労働制)や時間休という柔軟な働き方の枠組みを、在宅勤務と併せて、みなさん上手に運用されているんですよね。
私は、朝のコーヒーブレイクで気分を整えたいので、出勤時間を少し遅めにしています。そうすることで、一日を気持ちよくスタートできています。
声高に「働き方改革!」というわけでもなく、チームの文化として根付いているという感じです。多様な生活スタイルがあるということを前提に、きちんとした制度をベースとして、一人一人に寄り添ってくれる会社ってやっぱり素敵だなって思います。
2020年末にはオフィスも内装リニューアルして、スタンドテーブルやフリーアドレスなど、今とこの先を見据えて実用的でスタイリッシュにもなりましたし、このインテリア効果も今後出てくることを期待しています。
抽象的な表現にはなりますが、一緒に働いていて気持ちのいい人になるのが目標です。
周りの状況にきちんと適応しながら、しなやかに業務の幅を広げて、クライアントとチームメンバーの信頼を得ていきたいですね。
そのためには、OJTだけでなく、隙間時間で会計や財務に関する知識を深めていく努力を続けることも大事だと考え、USCPAの学習にも取り組んでいます。
バックナレッジも備えつつ、その時々に柔軟に対応できる気持ちのいい人になりたいと思います。そして、クライアントや、チームメンバー、そして自分自身にとって気持ちのいい仕事を作っていきたいですね。
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